群大通信 ~第6号~

お待たせいたしました!!

 

今回は大会の結果ではなく、

群馬大学陸上競技部の部員が大会で活躍するために

日ごろ一体どんな練習をしているのか、を探ってみました。

 

 

        ☆私たちこんな練習をしています 2012/7月☆

      群馬大学荒牧キャンパス陸上競技場
      群馬大学荒牧キャンパス陸上競技場

 

こちらが群馬大学陸上競技部が主に使用している

群馬大学荒牧キャンパスの陸上競技場です。

 

地面は土で、8レーンの400mトラックです。

コーナーが120m、直線が80mとなっています。

 

練習は基本的にここで行われていますが、

オールウェザーのトラックを走りたい場合は、

敷島陸上競技場などを使用します。

           グラウンド整備の風景
           グラウンド整備の風景

 

全体で集合して練習を始める前に 

まずは、いつも使っている競技場へ

感謝の気持ちを込めながらグラウンド整備。

 

自分たちが使っている以上、

しっかり自分たちできれいにしないといけません。

 

特に夏場は放っておくとすぐに雑草まみれになってしまうため、

全員で協力して草むしりを行います。

       ピースしてないで鎌を動かそう!
       ピースしてないで鎌を動かそう!
       協力して草をむしります
       協力して草をむしります
    むしった草はしっかりまとめて捨てます
    むしった草はしっかりまとめて捨てます

 

さて、グラウンド整備が終わったら、

各ブロックに分かれて練習開始です!!

 

  練習風景と合わせて、どんな練習をしているか、

1・2年生を中心に解説をしてもらいましょう!

 

 

 

 

                       短距離ブロック  高岩 将太

                よーい、ドン!!
                よーい、ドン!!
               ゴールまで走り切れ~!!
               ゴールまで走り切れ~!!
          すべてを出し切った・・・ 中距離・渡辺
          すべてを出し切った・・・ 中距離・渡辺
   1年 高岩 将太
   1年 高岩 将太

「今日の練習は(200+300+400+300+200)×2セットでした。短距離、中距離合同の練習ということで、いつもより多くの人たちと練習ができました。

この練習は、一定スピードのキープが目的であり、100mを14秒の一定スピードでで走ることを心がけました。しかし、練習が始まってみるとそう上手くいくものではなく、みんな設定タイムを超えてしまいました。練習が始まってすぐだったので、感覚がつかめなかったのかもしれません。ですが、徐々に設定タイムと同じくらいのタイムで走れるようになってきたので、良かったのではないでしょうか。きつく、つらい練習ではありましたが、みんな最後までやる気を出して頑張って走りました。

やはり本数を重ねていくと疲労して思うように体を動かせなくなるものです。今後の課題は、どんなに疲れていても最後まで出し切ることだと思います。

夏が本格的に始まり、暑い日が続くと思いますが、各自目標に向かって頑張っていければいいですね。」


 

 

 

                       中距離ブロック  今井 貴秀

  1年 今井 貴秀
  1年 今井 貴秀

「中距離1年の今井です。

今回の練習は12000mのペース走です。

有酸素能力を高め、持久力を養うことを目的としています。

さらに松林という不整地でトレーニングすることで、より負荷をかけた練習となりました。

中距離はスピードと共に持久力もある程度必要となるので、長い距離を走る練習も取り入れています。

今回の練習では、ペースの維持で精一杯となってしまってラスト2000mからのペースアップができなかった点が反省点です。

800mや1500mのラスト勝負で粘れるようになるためにも、普段の練習から意識していきたい部分です。

気温が高くなり、練習がきつくなってくる時期ですが、そんな時でもしっかり走れる、早いだけではなく強い選手を目指して頑張っていきます。」

           ここが敷島公園内の松林
           ここが敷島公園内の松林
           まずはW-upをしっかり行う
           まずはW-upをしっかり行う
           ラストの粘りを意識して走る!!
           ラストの粘りを意識して走る!!

 

 

 

                       長距離ブロック  小野澤 清楓

          傾斜の少ない坂でヒルトレーニング
          傾斜の少ない坂でヒルトレーニング
             何度も上り下りを繰り返します
             何度も上り下りを繰り返します
  1年 小野澤 清楓
  1年 小野澤 清楓

「長距離は大学近くの坂を利用して、週三回ヒルトレーニングを行っています。

ヒルトレーニングは、

・ヒルスプンキング

・スティープヒルランニング

・ヒルバウンディング

・ヒルストライティング

・ジョグ

・流し

の6つの要素があります。これらを組み合わせて、15分1セットで行います。

このトレーニングの主な目的は、脚の各部の筋肉の強化とストレッチングです。

私はバネが弱いので、特に足首に意識を集中し、ひとつひとつの動作を丁寧に行うようにしています。」


 

 

 

                         跳躍ブロック  石井 里佳

  1年 石井 里佳
  1年 石井 里佳

「こんにちは。

跳躍ブロック1年、混成七種競技専門の石井里佳です。

今日の主な練習は、種目練習と個人的に600mのタイム・トライアルをしました。

種目練習では、走り高跳びをやりました。4年生の田村さんが準備を手伝ってくださったり、関さんからアドバイスをいただき、円滑に練習をすることができました。またアドバイスのおかげで第二マークから跳躍への流れが良い感触で跳躍することができました。合宿に向けての練習すべきポイントや課題が明確になり、とても充実した練習になりました。

このように跳躍ブロックでは、少人数ながらも優しい先輩方と共に日々精進しています。

これから暑い日々が続きますが、より一層頑張ります。」

        踏切1歩前から・・・
        踏切1歩前から・・・
          会心の踏切!
          会心の踏切!
      絶妙なクリアランス!!
      絶妙なクリアランス!!

 

 

 

                        投擲ブロック  古立 駿

        全身運動を意識して・・・
        全身運動を意識して・・・
           投げる!!
           投げる!!
   2年 古立 駿
   2年 古立 駿

「もう一度基礎の体づくりのため、メディシンボールを使って練習しました。

やるときは数種類の動きを1日合計数百回やりながら全身運動を意識して取り組んでいます。

数が多く、また一回一回体の使い方などを意識して取り組むので、体が鍛えられると共に、根性なのメンタル面も鍛えることができます。

これからも引き続き頑張っていきたいです。」


 

 

 

 

どのブロックも

自分たちの足りない部分を理解し、

どのように練習すれば良いかを考え、

ブロックの仲間、あるいは部の仲間たちと協力しながら、

自ら積極的に目的を掲げ、練習をしています。

 

そして、しっかり練習を振り返って反省し、

新しい自分になるために日々鍛錬を欠かしません。

 

 

夏も真っ只中となり、

また後半戦に向けての貯金を蓄える時期となりました。

 

しっかりと己と向き合い、練習を積んでいきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

                  【編集後記】

どうも、走高跳にのめり込んできている、跳躍4年の関です。

今回は群大陸部の日常ということで、練習風景を取り上げてみました。

作成していた私も「他のブロックはこういった練習をしているのだな」と

知る機会になりました。

 

それはそうとロンドンオリンピックが盛り上がっています。

世界トップの選手の技術は本当に凄い。

もはや何が凄いのかわからないから凄いときがある。

 

ただ陸上競技は放送のほとんどが深夜のため、

なかなか見ることができず悔しいです。

 

さて、次回は今週末に新潟県で行う

夏合宿についての通信を作れたらいいな、と思っています。

 

お楽しみに!

 

 

2012/8/7